■2005年5月臨時議会 議員報酬の特例条例の改正条例議案に対するそえの(無所属の会)の討論 ▼議員提出議案第9号「さいたま市議会の議員の特例に関する条例の一部を改正する条例の制定について」及び議員提出議案第10号「さいたま市議会の議員の特例に関する条例の一部を改正する条例の制定について」についてのそえの(無所属の会)の討論 私は、議員提出議案第9号に反対し、議員提出議案第10号に賛成の立場から討論いたします。無所属の会は、昨年の6月議会において、本条例の改正については反対したものです。また、本条例成立後、特例条例が提案されましたので、減額の額の妥当性はともかく、減額そのものに賛成であること、減額期間は現任期中であるべきであるが、今後延長等について協議を行なうことが明確化され、検討課題となりうると判断し、賛成いたしました。今回の議員提出議案第10号は、減額適用期間を今任期中とするものであり、私たちの主張とも合致するものであり、賛成いたします。報酬等審議会は、議員が自らの報酬額を決めるお手盛りではなく、第三者機関を設置し、その意見を聞くことにより、より一層の公正さを期すために設置されたものであります。議員報酬のあり方については、報酬審議会の運営において、更なる論点整理を行ない、額の妥当性について客観的に応えられるようにすること、また、報酬額を規定づける構成要素の変動に適時に対応できるようにすることが必要であると考えます。そのため、答申後に審議会を解散せず、常設の審議会とすべきであると考えます。今後の常設化の検討に期待して討論といたします。 (*)議員提出議案第9号は、議員報酬を議長29%、副議長27%、議員26%減額し、平成19年4月30日までとする特例条例の改正案で共産党が提出。議員提出議案第10号は、現在の議長10%、副議長7%、議員5%減額の特例条例の期限が2005年5月31日までとなっているのを、平成19年4月30日までの現任期中適用とするもので、自民党、公明党、無所属の会が提出。 ■2005年5月臨時議会 議案請願審査 結果 ▼市長提出議案(全議案とも可決、そえの賛成) 第201号専決処分の報告および承認を求めることについて(平成17年度さいたま市一般会計補正予算(第1号)) 第202号専決処分の報告および承認を求めることについて(平成17年度さいたま市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)) 第203号専決処分の報告および承認を求めることについて(平成17年度さいたま市老人保健事業特別会計補正予算(第1号)) 第204号専決処分の報告および承認を求めることについて(平成17年度さいたま市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)) 第205号専決処分の報告および承認を求めることについて(平成17年度さいたま市下水道事業会計補正予算(第1号)) 第206号専決処分の報告および承認を求めることについて(さいたま市市税条例の一部を改正する条例の制定について) 第207号さいたま市市長等の給与の特例に関する条例の制定について ▼議員提出議案 第9号さいたま市議会の議員の報酬の特例に関する条例の一部を改正する条例の制定について(否決そえの反対) 第10号さいたま市議会の議員の報酬の特例に関する条例の一部を改正する条例の制定について(可決そえの賛成) ▼請願(全請願とも不採択)(採択に賛成○反対×) 第2号旧大宮地域マンモス校を解消し適正規模校にしてください。(×) 第3号乳幼児医療費無料化制度を活用しやすいよう、所得制限を撤廃してください。(○) 第4号学校給食に地元農産物の使用数値目標を設置して地産地消の拡大を求める請願について(○) 第5号屋敷林の課税低減と保全を求める請願について(○) 第8号国民皆保険のもと、正規の国民健康保険証を、全ての人が持てるようにしてください。(×) 第9号重度要介護高齢者に、紙おむつを支給し、支給方法を検討してください。(×)